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heyで働くみんなを輝かせる仕事

これまでのheynoteのインタビューで出てきた、素晴らしい仕事の数々。それを支えるPXの縁の下の力持ちが安部 明希(あべ・あき)さん(以下、アキさん)。パワフルな仕事の原動力や、やりがいについて聞きました。

裏方の仕事に憧れて

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──これまでのキャリアから聞いてもいいでしょうか?

新卒でファンクラブ運営会社で働いてたのですが、地方に引っ越すのを機に退職しました。
でもその後引っ越す予定がなくなってしまって、都内で派遣社員として働き始めました。
仕事は好きでしたが、いずれは専業主婦になるというイメージがぼんやりとあったのでキャリアの不安や、辞めることへの躊躇はあまりなかったです。

──ファンクラブ運営のお仕事はどんなものだったのですか?

ミュージシャンや俳優さんなどをファンクラブ運営を通してサポートする仕事です。昔から裏方に憧れていたのと、音楽が好きだったのでこういう仕事をやりたいと思っていました。レコード会社やライブ現場で忙しく働いている人などに憧れていたんです。バンドのミュージックビデオを見るだけでその背景を想像してうるっときてしまうくらいだったので、そういう人を輝かせる仕事がしたいと思っていました。

──そこから派遣で働くにあたって、気持ちの変化はありましたか?

派遣になったのは融通がきいて条件に合わせて変えられるところが合っているという単純な理由からでした。昔は長く海外に行きたいから次の更新はせずに辞める、というようなこともしていて、自由なライフスタイルにあっているなと感じていました。

求められることで変わった仕事観

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──heyでは現在正社員で働かれているわけですが、その仕事観が変わったのはいつだったのでしょう。

heyに来る前の派遣先で、出産を迎えました。一般的には派遣で出産をしたら一度契約が終わって他のところに派遣されることが多いのですが、その職場は出産を終えたら戻ってきて欲しいと言ってくれたんです。そうやって求めてくれる職場で働く喜びを感じるうちに、以前から抱いていた仕事観が変わるのを感じました。

──「いずれは専業主婦になる」と思っていた、仕事観ですね。

そうです。ちょうど保育園のママ友からも色々なキャリアの話を聞いた時期でした。自分が働くのが好きなこと、周りのキャリアを積んでいるママ友のことを素敵だなと思っていることに気づいて、それならばこれからずっと働いていける職場を探そうと思ったんです。それで応募したのがheyでした。

お母さん同士のなおこさんに出会って

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──heyの印象はどうでしたか?

Hello heyというカジュアルな会社説明会に足を運んだ時驚きました。現在はオンラインで開催されていますが、当時は夜のオフィスでお酒を飲みながらいろんな職種の人が話していていることに驚きました。さらに、heyの取締役のなおこさん(佐俣奈緒子さん)が同じお子さんを持つお母さんであることを知ってすっかりファンになってしまったんです。

──ファンになってしまう気持ち、わかります。

その時うっすらと抱いていた、リモートワークが可能な働き方がいいなという気持ちや、専業主婦になる可能性なんて完全に吹き飛んでしまいました。雇用形態もなんでもいいからheyに入りたい、その一心でした。まさに人生の転機ですね。

heyで働く人全員が輝けるように

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──現在のお仕事はどんなものなのでしょうか。

PX部門で総務や採用アシスタント、入社オンボーディングなどを行っています。もともと寮母さんのようなキャラクターに憧れていたので、面接の時に総務の仕事があると紹介してもらったときは「やりたいです!それがいいです!」と即答したのを覚えています。現在は総務から派生して様々な仕事をさせてもらいながら、いろいろな職種の知識がインプットできてお得な仕事だとよく感じます。

──アキさんが働いているのを見ていると、ちょっと面倒そうなことでもどんどん引き受けていて、いつもすごいなと思っていました。

それは私が心掛けていることのひとつでもあるんです。PXの仕事をしていると、一緒に働いている人が全員経営陣レベルという場面があったりして、自分の価値をどう出すかをよく考えるんです。そこで出したひとつの結論が、誰でもやれるけどみんなが面倒だと思うことをやること。知らないうちに備品が補充されているというような小さなことから、入社した人がなんのつまづきもなく活躍できるという大きなことまでを支えられたらいいなと思っているんです。

──音楽業界で働きたいと考えていた時には、裏方として輝かせる対象はアーティストでしたが、現在のお仕事でそれは経営陣のみなさんになるんでしょうか?

いいえ。だって経営陣の方は私が何もしなくても輝いていると思うので。私がサポートして輝かせたいなと思っているのは、heyで働く人メンバー全員です。みんなが舞台に立つアーティストのように、なんのつまづきもなく、心身ともに健康で、持っている力を全て仕事に発揮して輝けるようになるといいなと思いながら働いています。

──働くなかで壁になったことや、大変だったことはありますか?

これまで出社していれば何か仕事があるという環境が、リモートワークへの切り替えで大きく変わったことです。会社に行かないのであれば、物理的な、それこそ備品の補充なんて必要ない。ここで自分に何ができるかにかなり戸惑ってしまったんです。私なんかがいてもいいのかと悩んでいた時に、同じチームの森永さんが、相談に乗りながら私の存在も肯定してくれて、リモートワーク下でも結果を出していけるように考え始めることができました。最初は引目を感じていたけれど、このメンバーでやれているのは奇跡のようなことだから吸収するしかない。そう切り替えて、ひとり後ろから走っている気分です。さらにできることを増やせるように全力で走っています。

──お仕事のやりがいを一番感じる時はどんな時なのでしょう。

入社した後1ヶ月の面談を一部担当しているのですが、なかには悩んでいらっしゃるメンバーの方もいるんです。相談に乗ったり一緒に解決方法を探したりすることもあります。その数ヶ月後にもう一度アンケートをとるのですが、当時悩んでいたり緊張していたメンバーの方からいきいきしたアンケートが返ってくると本当に嬉しいですね。「マジJust for Funだわ」って思う瞬間です(笑)

いつか子供に仕事のアドバイスができたら

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──長期的になにかやってみたいことはありますか?

先ほど、保育園のママ友にキャリアの話を聞いたというお話をしたのですが、その一人に、大阪まで単身赴任することを決めた女性がいるんです。彼女が大阪に行った後、保育園のお迎えの時に彼女の子供に会った時に言われたことに驚きました。お母さんの話題はこちらからは何も言っていないのに、突然「ママはすごいから、遠いところでお仕事を頑張ってるんだよ!」と嬉しそうに教えてくれたんです。もう涙が出そうになってしまって。この時、お母さんが働いていることが、子供にとっても誇らしいことなんだと改めて実感することができました。

だから私が目指しているのは、自分が楽しくやりがいをもって働いている姿を子供たちに見せてあげること。これから働くことの男女差がもっともっと縮まっていく世界を生きる娘にも、働くことをポジティブに感じてもらいたいです。そしていつか、子供がどんな仕事をしようかと悩むようなことがあれば、アドバイスくらいはできるようになりたいです。この記事も、裏方だから出ることはないと思っていたけれど、こうしてインタビューしてもらえてとても嬉しい。いつか子供が検索したら「お母さん頑張ってるじゃん」って思ってくれるかもしれないですから。

アキさんのお気に入り:うちの茶舗
味も豊富なお茶セットは在宅ワークのお供にぴったりでお気に入り。ラッピングがとてもかわいいのでプレゼントにもおすすめです!

(写真・文:出川 光)

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