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人生を支えるサービスだから絶対終了させない。プロダクトマネージャーがみるSTORESのこれから

STORESのプロダクトマネジメントをしている御守一樹(おんもり・かずき)さんに話を聞きました。STORESの現在地とこれから、そしてその強い思いの原体験を語ってくれました。

ロボコンとプロダクト開発は似ている?

——前職もIT企業にいらしたということは、もともとITが好きだったのでしょうか?

「それが全然違うんですよ。新卒で入った前職は大学時代にお世話になった人に誘ってもらって入ったんです。」

——他の企業は全く考えずに?

「そうなんです。実は大学時代はロボコン*に打ち込んでいたんです。そのお世話になった人というのは国内大会で優勝して国際大会に出るときのスポンサーをお願いしに行った相手だったんです。当時は就職活動をせずにひたすらロボコンまっしぐら。就職もそこから見つかるんじゃないかと考えていました。」

*ロボコン:『NHK学生ロボコン』のこと。日本全国の学生が参加するロボットコンテスト。

——ロボコンにそれだけ熱中した理由が知りたいです。

「僕はロボットそのものではなく、ロボット競技が好きなんです。自分ひとりでは絶対ロボットを作れないどころか、動くものすら作れないのに、他の専門性を持ったメンバーのおかげですごいものを作ることができる。さらにそれを他のチームと競うことができるからです。そしてそれは僕の原点にもなっているかもしれません。」

——というと?

「今の僕の仕事であるプロダクトマネージャーとロボコンのリーダーって似ているんです。どちらもスペシャリストたちを束ねてひとつのことを進めていく役割。前職でプロダクトマネージャーになりたての頃はITサービスのことはわからなかったのですが、やるべきことは同じだということがすぐにわかりました。それからはメンターについてくださった凄腕のプロダクトマネージャーの人の言うことを残らずメモしたりしながら仕事を磨いていきました。」

全く違う文化を持っているheyのひとたちと働いてみたかった

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——2社目にheyを選んだのはどんな理由からなんですか?

「魅力的な経営陣に出会えたなと感じてその意思決定に信頼が持てるなと思ったことと、heyの人とはきっと話が合わないこともあるだろうなと思ったからですね(笑)。」

——意外なお答え!話が合わないだろうなというのはどういうことですか?

「もう一社迷っていた会社があって、そこは自分と価値観も考え方もかなり似た人が集まっている組織だったんです。途中でもう入社しているんじゃないかと思ったくらい。でも、どんな人と働きたいかをよく考えた時に、heyにはきっと自分とは考え方の違う人がたくさんいて、だからこそみんなが経験したことがない文化を持ち込んで貢献することができるなと思ったんです。」

オーナーさんへの愛が最後の燃料になる

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——実際にheyに入ってみていかがでしたか?

「想像通り、これまで経験したことのない文化や価値観にあふれていました。驚いたのは、お互いをあだ名で呼びあったり年齢を気軽に聞いたりしていること、いい奴が多いこと、そしてみんながサービスを使ってくれるオーナーさんへの愛を持っていること、ですかね。」

——オーナーさんへの愛は、みんなが口を揃えてheyの文化だと言いますね。

「これはheyの強みになると思います。みんながオーナーさんのためを思ってサービスを作っているのはすごいことですし、それは経営者が植え付けることはできない内発的な動力なんです。これからheyが苦しい状況に立たされたとしてもこの愛が最後の燃料になるでしょうね。」

絶対に存続させる。以上。

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——heyやSTORESをプロダクトマネージャーとして何を大切にして育てていきたいと考えていますか?

「なんて後ろ向きな、という印象をもたれてしまうかもしれませんが、絶対にサービスを存続させるということです。」

——確かに意外なお答えかもしれません。どうしてそう考えているのでしょうか?

「ひとつは僕の経験からです。前職で僕が担当したサービスをクローズさせなければいけなくなった時、休職せざるをえなくなるくらいこたえたんです。チームメンバーやユーザーが悲しんでいる様子を見て、こんなことは二度とあってはならないと。そしてもうひとつは、STORESはオーナーさんのインフラになりえるものだからです。STORESが支えているのはオーナーさんの生業、つまり人生そのもの。サービスが止まったり終了するなんてことはあってはならない。そうして10年、20年と続いていけば歴史的なサービスになるはずなんです。」

さらに大きくなるために身の丈を広げよう

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——現在のSTORESは、プロダクトマネージャーの視点ではどんなフェーズだと考えていますか?

「今やるべきなのはサービスの身の丈を広げることだと思います。このコロナ禍で自分たちが想定していなかったスピードと領域でサービスが拡大するのを経験できたのと同時に、とてもこういう大きな変化に耐えられる状態ではないこともわかりました。僕はよく『バケツの穴をふさぐ』と言っていますが、このような拡大に耐えうる機能開発はもちろん、お問い合わせや審査、リスク管理などの体制も拡充していかなければならないですね。」

——そうやって大きくなっていくheyとの未来に、個人的に楽しみにしていることはありますか?

「そうですね。僕は仕事を好き嫌いで選んだりするタイプではないですが、もし10年、20年後に『hey創業史』なんていう本が出るとしたら、その登場人物になれたらいいなと思っています。だから歴史的な資金調達をはじめ、さまざまなできごとの渦中にいられる今をとても幸運だと思っているんですよ。」

(写真・文:出川 光)

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